【勉強法】理解と暗記

司法試験、予備試験の難しさは、難しい議論をしようと思えばいくらでも出来る一方で、それをやりすぎると得点効率が下がるというところです。あくまで点を取る試験という意識がどうしても必要なような気がします。分量が多い分、ある程度の割り切りも必要です。

一方で表面的な理解に留まりすぎると適切な処理ができなかったり、記憶しにくかったりします

（理解が浅いといわゆる「暗記」になってしまいます。理解が深い方が結果的に記憶もしやすいという趣旨です）

両者は一見矛盾しているように思いますが、結局はバランスが重要ということだと思います。どちらか片方で良いのであれば多くの人がそうであるように勉強法に悩むことはないはずです。

そういうわけで、できるだけ理解した方がいいのですが、全て理解というのも難しいので例えば短答については直前期にかなり詰め込んだりします。直前期に詰め込んだものは大抵理解が浅くて私なんかは後ですぐに忘れてしまいますが、それは暗記の要素が強いからだと思います。

もちろん、事前に論文演習などで深く理解できたところは短答ではあまり悩みませんし、しっかり理解できているものほど一旦忘れてもすぐに思い出せるようになるでしょう。