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結論:私は、結局使わなくなった
先に結論を書く。工事のいらないタンク式の食洗機を買って、最初は使っていたけれど、いまはもう使っていない。手洗いに戻った。理由はシンプルで、私の場合は、自分で洗ったほうが早かった。
買ったのはパナソニックのSOLOTAという、キッチンの横に置ける小さいモデルだった。時短家電のつもりで買ったのに、私にとっては時短にならなかった、という話をする。
買った理由は「洗い物から解放されたい」だった
企業法務の弁護士をしていると、日中はタスクが詰まっていて、帰りは遅い。自炊をしても、本番はそのあとの片付けだ。狭いキッチンにシンクがあふれていくのを見るたびに、げんなりしていた。
だから、「もう食器洗いから解放されたい」と思って、工事のいらないタンク式を選んだ。設置に工事がいらないのは、賃貸の一人暮らしには本当にありがたい。ここは今でもいい点だと思う。
使ううちに、だんだん出番が減っていった
最初の数回は、たしかに楽だった。ただ、使っていくうちに、こまかい面倒が積もっていった。
一つ目は、単純に、使うのが面倒だったこと。食器を入れて、向きをそろえて、タンクに水を入れて、洗剤をセットして、スイッチを押す。この一連が、思っていたより手数が多い。スイッチひとつで全部おまかせ、を想像していたけれど、実際には給水という別の作業が増えた感覚に近い。
二つ目は、一度に洗える量が少ないこと。一人用の小さいモデルなので、大きい皿を入れると、それだけでいっぱいになる。入りきらないぶんは、結局その場で手洗いする。それなら最初から全部手で洗ったほうが早い、という日が増えていった。
三つ目は、そもそも一人暮らしの食器の量なら、手洗いでもたいした時間じゃなかったこと。皿が数枚と、コップと、カトラリーくらい。セットして水を入れて運転を待つより、さっと洗ってしまうほうが、私には合っていた。
そうやって少しずつ使わなくなって、いまは棚の上の置物みたいになっている。
じゃあ、どんな人には向くのか
正直に書くと、私には合わなかった。ただ、合う人もいると思う。
- 食器の量が多い人。二人分以上を、まとめて洗いたいような使い方なら、価値が出る
- 手洗いが本当に苦手で、多少の手間よりも「食器に触りたくない」が勝つ人
- キッチンに、本体を置いても作業スペースが残る余白がある人
逆に、一人暮らしで食器が少なくて、キッチンも狭いなら、あまり期待しないほうがいい。私がまさにそれだった。
同じ「時短家電」でも、当たりと外れがある
面白いのは、同じ時短家電でも、洗濯機(ドラム式)は「買ってよかった」の筆頭で、食洗機は「使わなくなった」に分かれたことだ。
差は、消せる手間の重さだと思う。洗濯の「干して、取り込む」は、代わりがきかない重い作業だった。一方で食器洗いは、私の暮らしでは、そこまで重い作業ではなかった。
時短家電は「時間を買う」買い物だ。ただ、その時間がそもそも自分にとってどれだけ重いのかで、価値はまるで変わる。買う前に、自分がその作業に本当に困っているのかを見たほうがいい。私は、そこの見立てを外した。
まとめ:買う前に、自分の食器の量とキッチンの広さを見てほしい
持ち帰ってほしいのは一点だけだ。買う前に、自分の食器の量とキッチンの広さを見ること。一人暮らしで食器が数枚なら、私と同じように棚の置物になる。
それでも工事不要の手軽さに魅力を感じる人はいると思うので、機種の情報は下の購入ガイドに置いておく。私の失敗談は失敗談として、最後は自分の手で決めてほしい。
購入ガイド
- 商品名:パナソニック タンク式食洗機「SOLOTA」
- 価格帯:35,000円台〜(2026年7月時点)
- 特徴:工事不要、タンク給水式、キッチンの横に置けるコンパクト設計
- 私の評価:★2(時短にならず、いまは使っていない)
それでも置き場所と手間の条件が合う方はいると思いますので、商品ページを載せておきます:


