論証の書き方【理由付け編】

論証の書き方の一般論のうち理由づけについて簡単にまとめました

そのうち具体的な論証を元にして改めて記事にしたいと思っています

論証の書き方【理由付け編】

・原則として短くても書いた方が良いが、規範と比べると重要性が下がるため場合によっては書かないこともある。

・あまり争いのない論点で長々書いてもそれほど意味はない。一方、有名な論点ではっきりと対立しているものについては丁寧めに理由づけを書いて理解を示した方が良い。

また、現場思考的論点について規範を出すときも、なぜその規範となるかの説明として理由づけを書くことが望ましい。

・もっとも頻繁に使用され、かつ強力な理由づけが条文の趣旨である。

・実際に答案でどれだけ書くかはともかく、普段の勉強では理由づけを理解(納得)するように意識した方が良い。理由づけをおさえておけば未知の問題や捻られた事案が出てきても応用が効くようになる。

・設問中に論点が少ない場合は理由づけは丁寧めに、反対に多論点型の処理数が多い問題(特に平成29年以前の司法試験刑法や予備試験刑法が典型的)は理由づけを簡潔にすべきである

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